湘南ハーブティー専門店|ハーブマルシェ 特定非営利活動法人オーガニック協会(EUOFA) 正会員
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ハーブマルシェ本店
神奈川県平塚市八重咲町7-11
ライオンズマンション平塚駅前102

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ここではハーブマルシェを立ち上げるきっかけとなったフランスでの様々な出会いや季節それぞれの風景などを写真でご覧になれます。
※画像をクリックすると拡大表示されます。

 
 
フランス、ヴァランスTGVから車を走らせること2時間強。一日に数本のバスと数本の電車でしか行けないまさに「秘境」という言葉がふさわしいこの街は幾多の山を越えてたどり着いたところにあります。そして、ひっそりと、17世紀から佇む、この街のシンボルのような教会が今でも鐘を鳴らしているのです。
ラベンダー畑はこの地域ではオーガニックが当たり前。
農薬、化学的な肥料、除草剤を使っていない畑は一目でわかります。
このようにラベンダーの合間道に雑草やたんぽぽ、ひなげしなども畑で共存しているから。さわやかな風に乗って届く香りはまさにオーガニックそのものの香り。
ラベンダーは6月下旬から、7月にかけて咲き誇ります。標高の高い土地で育つ、Angstifolia種は年々減っている現状。気候の問題もありますが、畑を継承する後継者がいないんだよという生産農家さんの声は、胸を切なくさせます。
ハーブマルシェの店舗や、商品を作る際には、街並みからアイディアを拝借することが多々あります。たとえば窓枠の色。壁の塗り方。有楽町イトシア店の壁や門柵の色はローヌアルプ地方やプロヴァンス地方でよくつかわれている色を参考にしました。
毎週土曜日は街の広場で市場「マルシェ」が開かれます。1週間分の食材などを購入するのにぴったり。買い物袋はかならず持参!エコは当たり前。買いすぎない。そして本物を選び、作り手を選ぶために、じっくりと出店者と話ができるのです。
自分が口にする食べ物や飲み物、使うものがどんな人が作っているのか…それを知り、応援するようにお金を使い、商品を買うのがこの街のスタイル。
店舗や催事、イベントで使うプロヴァンスのテーブルクロスは、私がマルシェで選んでいます。
ハーブマルシェのイメージ会うような、優しくなごませてくれる柄に出会うと嬉しくなります。
オーガニック畑の周辺は小さな村が立ち並び歴史を感じます。
古い教会、石畳の道。澄み渡った空気。木目の内装。そして色とりどりの食器や小物達。
昔から変わらぬ農法で大事に農作物を育てている農家さんたちが住んでいます。
レモンバームの広大な畑。レモンバームは6月と9月に収穫されます。
ハーブティーとして、そして精油(メリッサ)にも返信。
油分が少ないため、大量の葉を必要とする希少な精油は水蒸気蒸留にて精油を抽出します。
レモンバームの畑を歩いていたら、ジャーマンカモミールを発見。
愛らしい白い花弁をひろげ、太陽に向かってほほ笑むように力いっぱい咲いていました。
フランスの農家さんは、ほぼどこも犬や羊を飼っています。夏の強い太陽を避けるように、今日は農具の下でお休み中。
農家さんご夫婦。広大な農地でレモンバーム、マスカット、タイム、セージ、アルファルファ…など、数えきれない農作物を丁寧に育てています。いつも仲良しでほほえましい!作り手が幸せだと、受け取る側も幸せになれます。
自宅はなんと手作り。地震がない国だからこそできるものですね。
日本では全く考えられませんが、現地ではほとんどの家が自分たちの手作りです。
農地を一緒に散策をしたあとは、出来たてのテラスにテーブルを設置。
プロヴァンス柄の黄色いテーブルクロスを敷いて談笑しながら、冷えたスパークリングワイン「クレレット・ド・ディ トラディション」をいただきます。
この地方の有名な地酒は日本ではマヴィ(赤坂本社)で購入可能です。
エキナセアを作ってくれている親愛なる農家のセルジュ。たくさんの羊と馬、犬、猫たちと暮らしながら広大な丘の上でエキナセアやラベンダー、ローズマリーなどを育てています。10数年前、パリでトラックのドライバーをしていた彼。もっと自然の中で、自分の生き方を見つめなおしたい。そう思い、このローヌアルプの丘を買い、環境への配慮を徹底したオーガニック農法に従事しています。
羊たちをコントロールする犬は2匹、タラとビオ。
当然ですが、フランス語しか通じません。。。
セルジュのローズマリー。オーガニックの土で育つローズマリーは葉がたくましく、はち切れんばかりに生育しています。
芳香成分たっぷりのローズマリーは「若返りのハーブ」として世界中に愛され続けています。可憐な薄い青の花は人の心を癒し続けます。
出張中私は会議・買い付け・農家さん巡り・会食・・・などで現地宿泊先(A La Sourse)にはいつも遅くに戻ってきます。ある夜、遅くに宿に戻ってくると、宿泊先の宿主のフランシスと奥様が玄関先で談笑していました。

ボンソワー、何をしているの?
ボンソワー、今日も帰りが遅いね。ダイニングに飾る花を摘んできたんだよ。

奥様の手にはかわいらしい花々が。
月夜を明りに、散歩をし、野に咲く花を摘んできたご夫婦。
朝食時、ダイニングにはその野の花が飾られていました。
初めてこの街を訪れた時に、この山を見て一瞬でとりこになってしまいました。
街を見守るように厳かにそびえたつ山の頂上には、十字架が。様々な伝説のあるこの山のふもとで育つハーブを大事に輸入をしています。
朝霧の中、オーガニック栽培を主体にしているこの広大な農地から、世界一フレッシュな「空気」が生まれるのを感じます。
オーガニック栽培は「化学肥料を使わない」「農薬を使わない」「殺虫剤」を使わない。などのほかにも除草剤の規制やその他たくさんの規制がありますが、その農法こそが、本来あるべきものであり、今後の地球に必要な農法なのでもあると思います。
私たちがハーブを買い付けることによって、オーガニック農家が1軒でも増えて、1ヘクタールでも多くの農地がオーガニックになることを願いながら新鮮な空気をありがたく頂戴します。
野原に咲く「セントジョーンズワート」
鮮やかな黄色い色の花と、空気孔がうっすら見えるこの植物は人々の心を元気にしてくれると言われています。
光り輝く緑の樹木。
ウォルナットの実が太陽を背に育っています。
植物の力は太陽・雨・空気、そして土。毎年、日照時間などによって植物の育ち方などが異なります。まさに「お天道様の言うとおり」の成長をする植物たち。
透き通る青空に向かって誇らしげに咲く白いバラ。
街や庭には植物があふれていて、ひとつひとつのパワーがみなぎっています。
夏の街。そんな別名を持つこの中世の街には、爽やかな風とともに壁につたう緑の香りも誇らしげ。
夏の賑やかさが過ぎ去ると、秋の紅葉はひっそりと始まり。。。。でもしっかりと訪れます。
古い建物の石の壁に夏の間に伸びた葉は、紅葉していき、街に季節の彩りを加えています。
   
教会建物内部に入ると、すばらしいステンドグラスが太陽とコラボレーションをしながら壁に色を塗っています。
青空がすばらしい!
また、中世から変わらない建物との佇まいがこの街を変わらぬものにしています。
標高500mほどのハーブ倉庫には管理者が温度管理から在庫管理、出荷作業をしてくれます。
収穫したものの具合をチェックするために、ドライハーブの在庫を一緒にチェックしますが高い棚から重たいハーブを下すのは一苦労!しかし毎年色見や香り、味が違うハーブを確認するのは楽しい作業でもあります。
 

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